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鳥澤 健太郎

(国研)情報通信研究機構(NICT)
NICT フェロー
ユニバーサルコミュニケーション研究所 副所長
データ駆動知能システム研究センター 主管研究員

奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 客員教授

博士(理学)

torisawa at_mark_here nict.go.jp

研究テーマ

現在、我々のデータ駆動知能システム研究センターでは、WebやSNSを情報源として質問応答や音声対話を行い、様々な人々を支援し、さらには新たな価値を生み出せる技術を複数開発しています。これらの研究開発では、大量のWeb/SNSデータ、自前で構築した各種の学習データ、大規模な事前学習モデルも含め様々な深層学習技術を用いて、様々なフィールドや用途と関わりつつ、研究開発を推進しています。以下に我々が開発している技術の具体例をリストアップしますが、これらの研究開発では共通して、WebやSNSにある情報/知識や質問応答、対話等のタスクを、各フィールドや用途に基づく新たな視点から捉えます。こうした視点を多数見出しそれらを総合することで、最終的に、言語、知識、対話、コミュニケーション、文脈、推論等の概念に対する斬新かつ普遍的な視点に到達したいと考えます。

こうした成果の一部は、高度言語情報融合フォーラム(ALAGIN)においても配信しております。ご興味がおありのかたはフォーラムのサイトをご覧ください。

略歴

1992年東京大学理学部情報科学科卒。 1995年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻中退。 同年同専攻助手。 その後、科学技術振興事業団さきがけ研究21研究員(兼任)、北陸先端科学技術大学院大学助教授、同准教授を経て、 2008年より情報通信研究機構(NICT)勤務。 同機構情報分析研究室・室長、データ駆動知能システム研究センター・センター長等を経て、2020年よりNICTフェロー、2021年よりユニバーサルコミュニケーション研究所・副所長、及びデータ駆動知能システム研究センター・主管研究員。 一貫して自然言語処理の研究に従事。 近年は自然言語処理を用いた Web上の大量の文書からの知識獲得、ならびに獲得された知識を活用するアプリケーションに関する研究に従事。 日本学術振興会賞、文部科学大臣表彰科学技術賞、志田林三郎賞、ドコモ・モバイル・サイエンス賞先端技術部門優秀賞、前島密賞、Twitter Data Grantsなど受賞。

主要論文

解説等